アメリカンフットボール【甲南大学】

今年度創部60周年を迎え、目標は一部復帰と堀田監督。キッキングチームで、フィールドポジションを優位にし、ミスのないプレーを心掛けたいと語る。昨年は初戦の桃山学院大学に終了直前に逆転負けで落とした後、ずるずると3連敗を喫した。2勝はしたものの、相手のミスに助けられただけで、本来全敗してもおかしくないシーズンだった。フィジカル・メンタル・モラルの全ての面で、自分達がいかに甘いチームかを認識させられた年であった。
今シーズンの良い点は4回生が危機感を持ち、過去2年入替戦まで進めなかった反省も含め、自ら率先し、且つ責任を持って行動をおこしている。スローガンの「ONE」とともにチーム一丸となり、一部昇格に向けて練習とクラブの運営に対し真摯に取り組んでいる。
ここ数年の課題は得点力のアップ。ディフェンス陣は下級生時からのスターターが多く、経験は豊富であるが、控えメンバーの層が薄いこと。課題を克服し一部復帰を目指す!
 

注目選手

  • 田中大士
    田中大士(4年) ─ QB
    昨年度の得点力の無さを反省し、春に敗戦した初戦の神戸大学戦以降オフェンスのリーダーとして練習含め自覚がでてきた。他校では殆ど取り組んでいない甲南伝統のランプレーのキーマンでありリーグ戦期待したい。
  • 吉岡朋哉
    吉岡朋哉(4年) ─ LB・主将
    安定感のあるプレーでチームを牽引する甲南大学の主将。怪我をせず全試合出場し、常に全力でパシュートしていく精神的柱でもある。プレー以外でも様々なところにも気を配り、部員からの全幅の信頼があると堀田監督。